医師の解説を注意して聞き、実行しましょう

 今年の暑さについては評価がまちまちですが、合間の雨や低気圧で翻弄される患者さんが目立ちます。同じく夏場のアトピー性皮膚炎の増悪も多いです。

 休診明けより「めまいが治らない。耳鳴りがする。咳が止まらない。アトピーが悪化して常に痒い。」といった症状の組み合わせで来院される患者さんが多いです。他に眼科・耳鼻咽喉科アレルギー科的症状を合併されて居られます。職員の問診では発症日と症状の因果関係は明確ではありませんが、「症状が出た前かその時に、豪雨や酷い通り雨に合いませんでしたか。」と私が診察時尋ねますと「そういえば、傘を忘れて災難でした。」といった返答が多く見られます。最近気象医学的観点からアレルギーを捕え出して、天気と症状はかなりの頻度で相関して居ります。これまでの発症状況も踏まえて急性か亜急性かで投薬内容は変更して居りますが、普通の治療と特に変える必要は無い様です。しかし慢性状態のアレルギーに追加症状がより優位に発症している場合はかなり厄介です。女性の場合は婦人科的要因も大きく関与しがちですので、更に問診を重ねる事が多々あります。意外と婦人科へ紹介する事もあります。その際当院での分野に対してもやや軽めの処方に留め、婦人科の返答を待ち追加処方を行っています。特に妊娠初期、12週までの妊婦さんは処方がデリケートですから、婦人科の主治医から、「そちらの見解に従います。」と当方としては大変困る返答をして来られる事も多いです。

 日常の診療で主訴の合併例は常に難しいです。どの症状に軸足を置いて対処し、その他の症状も順次改善させようと患者さん個々人にきっちりと解説し薬を処方しますが、多くの患者さんは自分の都合で主たる症状が良くなると次の症状が治らないと語気荒く訴える事が多いです。ここで患者さんの理解度が問われます。私が治療方針・治療プランを提言し、順序立てて治療を推し進める事を時間をかけて説明している事を理解しているかどうかで症状の改善程度も変わってきます。自分の感心ばかりに囚われていると、治療すべき全体像を把握しきれず治療の本質を取り逃してしまう事が考えられます。医療機関を一回受診しただけで転々としているドクターショッピングを重ねているヒトが、大抵深みにはまっている原因です。医師の解説を注意して聞き、実行しましょう。不明な点は尋ねるべきです、電話・直接受診等方法は様々です。

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