官僚制のぬるま湯の中、官民共に沈没して行く

 11日木曜日から15日月曜日まで夏期休暇に入ります。今日明日は予約で満杯です。しかも例年、休暇中に問い合わせの留守番電話が大量に入って来ます。

 先週火曜日に学会出席で休診致しましたが、翌日「何で休んでたんだ。」と受付でゴロ巻く患者家族が数件ありました。院内告知は2か月前からしており、ネット上での告知も少なくとも1カ月以上前からして居ります。これ迄直前に告知になってしまったのは昨年11月上旬、私が緊急入院になった時だけでした。この様な患者一派は大抵再診して来ませんし、殆ど初診ですので「当方は、事前告知は数ヶ月前からしています。当方の自由意思で休診は設定します。何よりも当方の診察趣旨に合わなければ他にも医院は沢山御座いますから、わざわざ不快な思いをされるのでしたら当院での受付は為さらないで下さい。当方も御断り致します。」と拒否して居ります。実際私が特に優れている医師ではありませんし、行っている診察診療も格段優れた物ではありませんから、嫌味を言うのであれば自分達で他を当たれば良いのです。全員断りました。断られに受付に来るとは殊勝な方々です。医者は風評被害を嫌って、何でもヘラヘラ受けると思っているのでしょう。私は違います。特に生活保護者の受診姿勢には厳しいです。適当に自己判断で診察に来たり、予約を無視したりとやりたい放題のヒトが居りますが、市からの生活保護についての判断依頼に厳しく内容を記載し「この様ないい加減な人物に国費を投じて保護する必要が果たしてあるのか、市町村長の良識ある判断を仰ぎたい。」と必ず記載しています。実際役所から記載内容に関する実態調査と称して電話で訊ねられたり、訪問されて実情視察を受ける事があります。役所の担当者も頭を抱えて帰られる事もしばしばで、「公務員として徴収した税金の出来るだけ不公平感の少ない再分配を心掛けて下さい。一市民として切に望みます。」と帰られる直前に必ず私は一言添えます。殆どの役人は顔を歪めて帰ります。私の信奉する田中芳樹氏作「銀河英雄伝説」のアニメ版に腐敗の進む民主平和制を採る銀河同盟の公務員制度への良識ある政治家の批判の一つです。「役人の主たる仕事は、徴収した税金の不平等感をなるべく少なくする配慮を行った再分配だけである。」といった主旨の台詞がありました。友人と納得して繰り返し見た覚えがあります。だからこそ徴収した税金の納税者の顔を見ていないからこそ役人は自分達が手にした‘予算’を国民に自分達が分け与えていると勘違いしていると明言しているのです。その様な役人に申請し、常々厳しい実態調査と事実確認をされて居ない生活保護者が自己中心主義を通し、困窮したなか何とか自立して生活保護申請を避けている市民以上の生活費を毎月使い切っている姿に嫌悪します。

 イギリスがユーロ圏を離脱する上で、ブリュッセルに常駐するユーロの役人の権限や給与について曝露しているケースがありました。民主共和制は役人と市民が共に牽制し合う適度の緊張感が必要であり、今のユーロには存在しない事をイギリスの離脱の引き金になった事は正しいでしょう。明治維新以降、第二次世界大戦という大変革の機会もむなしく日本は官僚制のぬるま湯の中、官民共に沈没して行くのでしょう。

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