気圧変動性自律神経失調

今年もとうとう半分終わりました。自律神経失調の患者さん方と常に向き合ってきたと思います。気圧変動性自律神経失調は本日も待ってはくれません、状況不全の患者さんが来院されて居ります。

 「喘息の咳の悪化」「風邪症状の継続」を訴える患者さんが後を絶ちません。気管支炎の継続に対し投薬がもう少し足らない傾向にあり、追加処方で改善が見込める症例が殆どです。同じ事が「アトピー性皮膚炎の増悪」「ドライスキンの増悪」にも言えます。当然「アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・蕁麻疹」にも言えます。決め手になる処方が足らないと患者さんの症状改善は遠のきますしダラダラステロイド投与はむしろ副作用を呼び込む事になりますから患者さんには気の毒な話です。患者さんも「言われた通り通院していた」と話されますが、改善しないのであれば「セカンド・オピニオン」を希望すべきであり、その申し出に積極的に同意しない医師は変える事も当たり前です。当院に多いのは、これ迄通院していて治らないのに医師に指示されたから通院はマメに通院してきたが、当院での治療で改善したので再診を止めてしまい気を抜いてしまった為に後日酷いリバウンドにみまわれてから「もう一度何とかしてくれ」と泣きついて来るヒト達です。当然の結果で、自業自得ですので、そのヒトにより対応は様々です。少し改善して「治った」と自己判断し、気を抜く輩の何とも多い事か。元に戻すのにどれだけ無駄な時間と国費の垂れ流しを余儀なくされるか想像がつかない低レベルのヒトとの遣り取りには辟易します。仕方ないので一度は騙されたと我慢して付き合いますが、大抵は同じ事の繰り返しです。つまりは患者側のキャラクターの問題になります。この事の実際の大きな反映になっていたのが「日曜日の診察」でした。問診では別に日曜日でなければ診察が困難で無いのに「日曜日に診察しているから来た。」とか「むしろ何で日曜日に来たら駄目なんだ。駄目ならウイークデーに来いと書いておけ。」等と居直られる患者に見られる傾向でした。薬局の調剤都合の為に日曜日診察の廃止を実行してから、上記の様な発言を聞かなくなり院内は平穏です。これまで平日に通院させられ嫌な思いをしていたが、日曜日に開院している医院があるので行ってみたら良くなった、しかしあれこれ院長が厳しい事を言うし暫く行かなくて悪化したら一層厳しく指導される、自分の都合で治療して何が悪い、という理屈でしょう。

 医師として在る程度多めに見ますが、真剣見が無いない他人任せで悪気が無い大人になれないヒトは御断りです。当方も疲れますので、節度と良識を身につけて頂けている方に御来院頂きたく存じます。

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