スギ花粉症以外のアレルギー

 今年もはや2カ月が過ぎました。インフルエンザはやや下火になりましたが、花粉症は厳しい状態です。2月下旬から増えて居ります。それと同じくして、「スギ花粉症以外のアレルギー」に対する問い合わせが増えています。

 多くは花粉症=スギ花粉と思って居られますが、実際の患者さんにとっては「花粉症=イネ科・シラカバ科・ブタクサ科etc」であり、ケースバイケースです。春の花粉症が大きくクローズアップされているのは、戦時中の木材の無秩序な伐採により、戦後の木材需要と再生を考えた際に換金し易く成長が比較的早い「スギ科(スギ・ヒノキ)」の植林を進めたという国策が原因です。現在まで林業が輸入木材に圧迫されて間伐等が不十分で手を入れられない森が急増した為、スギ事態がそれぞれ存続の危機に曝されて存続にかけて大量の「花粉の飛散」を余儀なくされたという、悲しき結果による「スギ花粉症」であり、患者の規模が他の植物の花粉アレルギーとレベルが違うのはかつての「国策」に起因する物だったからです。しかし当院へのアレルギー治療の依頼はむしろ「カビ・ダニ」アレルギーが多く、その他「気圧変動・心因性」のアトピー症例が多く大変苦慮して居ります。最近患者さん方からの御要望で「ホコリ・アレルギー」の舌下免疫療法を希望される事が度々あります。現在私が所有して居ります「スギ花粉症舌下免疫療法」とは別です。スギ花粉症はアレルゲンである、スギ花粉が飛散しますと免疫療法自体の開始が不可能になります。しかし「ホコリアレルギー対策用舌下免疫療法」は、アレルゲンの季節が無く、通年性に飛散して居りまして、治療の開始は患者さんの都合次第です。この点がスギ花粉とホコリ・アレルギーでの舌下免疫療法の大きな違いです。

 私も自分なりに学習し検討を重ねている所です。「ホコリ・アレルギー」の免疫療法は期待できそうだと感じています。恐らくは、今シーズンの花粉症が終息してからに成るでしょう。

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