急がば回れ

 今年の秋は残暑が無く、いきなり秋に突入した為に自律神経障害全般に重症化しています。10月に入っても症例は減少する事無く、増加傾向にあります。

 内科での治療も既に行われている症例が多く、治療方針が直ぐには立てられない事も増えています。つまり既に当方が行いたい治療を行われて居り、しかも次々と治療方針を変えてしまっている為、治療経過が定まっておらず、困難を極める症例が目立ちます。この様な場合は、患者さんに同意を得て「一から再構築を図る」様にしています。急がば回れ、です。或いは当方と以前の検査データを含めて大学の付属病院に紹介する事で打開策を図るしかない場合も多いです。実際在阪の大学病院に患者さんを適宜紹介しておりますが、時に追い付かない事もあります。

 中でも寒冷刺激に依る心因性障害である事も少なくなく、「心療内科に当科から紹介しました。」という返信を受ける事も多いです。心療内科でも心因性障害と自律神経失調の加療をされている患者さんがかなり多数居られます。これは由々しき問題です。当院だけでの問題では無い様です。

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