自己防衛を徹底し、対処する
連休初日ですがなかなか難しい状況です。今年はエルニーニョ現象で猛暑でしたが、インド洋の気圧変動で残暑が少ない傾向にあります。このため学校の「運動会・遠足」によるアトピー性皮膚炎や気管支喘息やアレルギー性鼻炎等の悪化が予想されています。
実際、例年体育祭翌日にアレルギー症状が悪化して代休が病院通いで潰れてしますので、事前対処の依頼を受ける事が増えています。対処はやはり数年来の傾向の問診が一番望ましく、これまでに受けた治療内容を可能な限り御持参頂けますと「無難な治療法」と「いざという時の頓服」が御用意できます。実際花粉症の頃に早期治療を開始された患者さん方は「無難な治療」で十分対処出来ており、そうして十分な備えをしていても時に予想外な花粉の洗礼を受けた際の「頓服」も初診の翌年には少しだけ御持ちになると、受診できない時に心強い助っ人になりまして、後日患者さんと御家族から大変喜ばれます。
世界規模での気象異常が常態化する中、我々は可能な限り自己防衛を徹底し、対処する事が一番的確です。新薬が出来ても必ず全員に有効とは限りませんので、淡い期待を抱くのではなく、現実的対応を充実させるべきです。「備え有れば憂いなし」です。
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