「カラーコンタクトレンズ」のトラブル
本日から9月に成りましたが、今年の夏は「カラーコンタクトレンズ」のトラブルが多かったです。しかも「眼科診療をした事が無い、御遊び用カラコンのトラブル」が殆どでした。しかも問診で「問題のコンタクトはいつ・どこで・どの様な方法で購入しましたか」と尋ねると「なんでそんな事を答える必要がある。煩い。」とか「他にも眼科はある。他に行くぞ。」等と居直られる(彼等の年代では‘逆切れ’と言うそうですが)輩が頻繁に窓口で煩いので、「他所の眼科にでも行け。元々処方された眼科に行けば問題無い事だろうが。」と頭から否定して居りました。当然ですが、眼科に行ってないのですから「元々の眼科」は存在しません。
10代の子供は、手軽で自分達の思惑が自己実現し易いので、雑貨扱いしている店舗で何ら法的判断無しに「物を購入しただけ」といった考えなので、我々が処方箋無しでのコンタクトレンズ購入は本来大問題であり、処方箋が発行出来るのは眼科診療所を受診しないと不可能である事等を説明してもあまり反抗的では無く、彼等は「そうだったんだ。初めて教えて貰ってよく分かりました。」と感謝されて帰られます。未成年を金儲けの対象として言葉巧みに唆す大人の遣り口が問題です。しかし視力矯正の無い、度無しのコンタクトは視力矯正用具とは言えないと法適応の隙間をついて販売している業者は現在も多く、厚生労働省の規制を期待するしかありません。またコンタクトレンズ自体の購入を眼科診察と処方箋発行を絶対しないといけないといった法的根拠も実際有りません。しかし通常のコンタクトレンズ全般が絶対に眼科検査を受診し、かつ絶対に眼科医に処方箋を必要とするとは、法規上記載はありません。しかし消費者の安易な行動により後々甚大な眼障害が生じ、本来想定する必要が無い高額な治療費を国費で能天気カラーコンタクトレンズ購入者に対し援助しないといけなくなると問題が生じるので、わざわざ保険診療で「コンタクトレンズ診察料金」が設定されたのです。そういう意味では大人扱いになる20歳以上の消費者は大変扱いにくいです。大人にも関わらず、自己中心的判断と性善説に基づく良識的判断が出来ない大人モドキが、カラーコンタクトレンズを通信販売や一部大型雑貨店や直接販売店舗で適当に購入し、胸を張って「物を買ってきちんと支払いしてるんだ。自由に着飾って(おしゃれして)何が悪いんだ。」と医師に対して平然と主張してくる患者になれない輩(ヒト以下)が急増します。彼等の言い分は、「自分の金で物を買っている。自分が問題無いと判断したから、例え医者であろうが口を挟むな。服と同じでカラーコンタクトレンズを自由に自己責任で使って何が悪い。」という論理です。これには「世間様に顔向けできない様な事は最初からしない事。他人様に迷惑を掛ける様な事は初めからしない事。お天道様は必ず我々を見ている。」と教え込まれて来たオジサン連中には理解出来ません。自己中心的な人生観は羨ましい限りであり、それが何時何処に居ようとも自分に適用出来るのであれば、たかがカラーコンタクトレンズで目がどうこうなる事も医者に頼らず「自分達の御立派な能力で治せば良い」と思います。世間様にコロコロと自分の都合で意見を代えて、つまりは頼らざるを得ない貧弱な自意識過剰は壱文の得にも成りませんので、早々に御止めになる事です。
一部「色々たかがカラ―コンタクトの事であれこれ聞かれる筋合いでは無い。他にも眼科はいっぱいある。他へ行くぞ。」と喚いた30代の黒光りした金髪女が数人個別に受付に来ましたが、私が「うんうん、そうね。他に行ってね。内には立ち入らないでね。直ぐに出て行け。」と追い返しました。その様ないい加減なひと達全員「まさか。」とか「ウソだろ。」といった表情で追い出されました。輩を受け付けますと後々色々と当方に問題が生じますし、何より他の患者さんにつまらない待ち時間や喧しい待ち時間で不愉快にさせてしまいます、ので早々に切り落として居ります。そういう輩は当院のホームページを全く見ていないようです。これからも同じ立場で同じ立ち位置で、当院は愚かしい輩連中を受け付けない様に致します。
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