季節季節で適切に対応する

夏休みが終了する直前ですが、前述の「事前対策」に関する反応が現在増えています。イネ・ヨモギ・ブタクサの事前対策希望の患者さんが既に来院されています。

イネの花粉症は台風時期も含まれますが、昨年と今年は常に継続して居りなかなか治癒には至って居りませんでした。秋口のイネ花粉発症症例は現在の初診のパターンが多く、梅雨時のヨモギの秋口再燃も初診のパターンを呈する症例があります。キク科のブタクサは北米からの外来種で、敗戦後進駐軍の家屋作成の為に輸入された建材に種子が付着していて日本国内で繁殖したと言われています。そのため同じキク科であっても十二分には日本人の体質に馴染んで居らず、花粉症を引き起こして居ます。何れにせよ秋の運動会・遠足が予定されている子供さんや保護者の方々は、秋の花粉症がある場合早期に予防治療を始められるのを御勧めします。実際9月上旬の予約が既に入って居り、例年秋の花粉症を体験される患者さんの依頼ばかりです。今年も凌ぎやすくなるように早めの対策を講じられる傾向にあります。

アレルギー体質は発症してしまうと対策を講じなければ、発症する事実から逃れられません。当然一部の方で「何もしなくても、何時の間にか無くなった。治った。」と仰る話も耳にしますが、その中で高齢化してから他のアレルギーが発症しやすい傾向にもあります。なるべく季節季節で適切に対応する事を御勧めします。

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