受診は主治医の「御墨付き」を受けてから

 来週夏季休暇を頂きます。平成27年8月12日(水)から15日(土)です。例年に比べて短くしましたの。御間違えなく。

 今年は手足口病が未だ流行して居ります。また「流行り目(流行性角結膜炎)」や「プール熱(咽頭結膜熱)」も流行っています。さらに掻き毟りますと「トビヒ」も合併し、最悪の展開になっている患者さんが増えております。場合によっては診察をお断りする事もありますので、受診時に率直に事実を申し出て下さい。当院での診察後他の患者さんにうつり、発症してしまう事は何としても防ぐ必要があります。残念ながら患者さん方も御自身の病識と常識の下、他人への思いやりを一人一人心掛けて頂きたいと思います。

 特に子育て中の保護者に申し上げますが、小児科皮膚科で「適当に治りますよ」と言われたので、自己判断で受診する症例が多いですが、当方は大迷惑です。受診した小児科皮膚科できちんと「治癒」宣言を受けてから、つまり絶対に他人への感染状態はないと主治医の診断=「御墨付き」を受けてから、来院して下さい。自分の子供が大切なのは、言わば自分達の勝手であり、一つ間違いますと自分達の子供のせいで他人に感染症を撒き散らしますので、「社会の迷惑」としか言いようがありません。非常識な「自分勝手・自己中心主義者」が闊歩しておりますので、当院では医院と通院されている患者さんの為にも受付で受診拒否を行っております。これは仕方のない選択だと考えます。と申しますのも、常々申しておりますように、当院では私開設医と職員、さらに受診通院されている患者さんの健康が最優先であり、その為の院内での安全を確保と安全の保障が最大の使命ですので。

 更に理解ある患者さん方の多くは、思いの外厳しい事をおっしゃいます。私の断固たる態度を見られて同調される事は兎も角、「ああいう親子にまともな者はいない。その爺さん婆さんの教育がそもそも間違っていたんだ。」とか「あんな親子におもてなしなんて言葉は当てはまらない。同じ日本人扱いされたくない。」とか「ここはヒトの扱いが明快で嬉しい。選ばれた私たちは良い患者さんですね。」等と診察室でこっそり話して帰られます。皆さん良い笑顔で帰宅されます。

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