心療内科の患者さん

 当院がモザイクボックスに移転してから、心療内科の患者さんが目立ちます。特に「頭痛・筋肉痛」の治療の依頼と「めまい・耳鳴り・難聴」の治療依頼、及び「アトピー性皮膚炎・じんましん」の治療の依頼の組み合わせの診察依頼がほとんどです。

 当然アレルギー科としての加療は問題が無ければ早々に受けておりますが、頭痛に関しては全て受け付けられるとは限りません。「脳動脈瘤・脳梗塞等の脳血管障害」が基礎疾患である場合、安直に診察を受け付けられるとは限りません。また脳神経内科的頭痛が明快である場合、当院では現在受けておられる治療以上の内容は困難であると思います。既に治療が始まっており、セカンド・オピニオンを求めて来院される場合は当方の見解をご報告する、或いは望ましい専門施設をご紹介させて頂く事が可能です。実際は「この医院で完全に治して欲しい」という受診依頼が中心で、有難い依頼ではありますが、私の診断力と施設内容では困難な依頼だと申し上げたいです。

 やはり通院中の主治医と再度話し合い、本人の抱えている問題や悩みを訴えて、今後の治療方針を主治医から明確化して貰い、一定の期間の通院をきちんと行う事を強く勧めます。患者さんの申し出を真摯に受け止めない主治医であれば、受け止めない理由を明らかにさせて特段合理的な解説がえられない場合は、早々に通院を中止するか、主治医に「であればセカンド・オピニオンを受けたいので、専門医をご紹介頂きたい。」と詰め寄るべきです。「何となく通院している」患者さんは、「何ともならない医療費の垂れ流し」の片棒を担いでいる事もご自覚されるべきでもあります。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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