点滴内容と内服を把握する事の必要性

関東圏で「りんご病」が流行しており、妊婦さんに流産の危険があると報道されております。当院では発見されていませんが、孤発性に「溶連菌感染による扁桃腺炎・咽頭炎」が発見されています。

 「喉の激しい痛み・急激な39度を超える発熱・全身倦怠を含む熱性疾患状態」で来院される症例がほとんどです。しかも当院受診者全員が、既に他院で加療していて症状改善なく当院受診例ばかりでした。扁桃腺の免疫系検査薬でいづれも陽性で「β溶連菌感染性障害」が確定し、鎮痛消炎剤と抗生物質内服を通院可能な患者さんには処方しております。多くの場合、翌日には平熱に下がり、喉の痛みと食物摂取の嚥下痛も無くなり通常生活に戻れております。特に初歩的な疾患ですが、受診時重症化していれば、総合病院の耳鼻咽喉科か内科・時間外診療へ少なくとも一泊させてもらう様に依頼します。入院に至った場合は安全を担保されますし、輸液管理をしながら、消炎を図り、抗生剤の持続点滴を行うという全身管理が可能です。今の所、最良の策です。ペニシリン系の抗生剤を第一選択する事が多いですが、ニューキノロンや第三セフェム系の抗生剤を第一選択する場合もあります。耐性菌に対してペニシリンは厳しい反応をされる事もありますが、私は基本対応を一番に行う事が多いです。

 この疾患でも、毎回困るのは「点滴内容は分からない・内服も把握していない」という事実です。当院で処方したい抗生物質が既に処方されているのか、高度な抗生剤を既に処方されているのか、という事が判明すれば積極的治療が展開できますが、情報が無いと初歩的な対応からしか無理です。

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