「水泳」の良いところと悪いところ

 雨天が晴天に挟まれて気温と気圧が乱高下している今年の梅雨は大変たちが悪いです。折角プールを楽しみにしていた学童のアトピーや喘息・副鼻腔炎を悪化させるので、時に学校行事に支障をきたす事があります。

 喘息の治療法として呼吸法の改善として「水泳」が上げられますが、急性に呼吸障害を生じている場合は、無理に鍛えては逆効果になります。同じく水に皮膚を触れさせて皮膚自体の強化を図るというアトピー性皮膚炎の治療法としての「水泳」もありますが、アトピー性皮膚炎が悪化し一部に皮膚裂傷や感染部位が生じている場合は水に触れ、存在する雑菌により症状の増悪を招きかねませんので、水泳を避けた方が賢明な判断と言えます。また耳垢症のヒトは水により耳垢がフヤケテしまい、雑菌の侵入による外耳炎・中耳炎等を招きかねません。同じ様に治療中の副鼻腔炎では水を鼻から吸い込んでしまい、折角抗生剤で治療している最中に標的外の細菌が副鼻腔に侵入する事で治療が懸念されます。

 学童はプールにこだわると思いますが、症状悪化と長期通院を招きかねません。確かに大事な夏のイベントですが、敢えて数回参加しない事が後々の夏休みに通院であくせくした非常に不幸な記憶を背負うよりは、マシではないかと思います。

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