大学生・大学院生の眼鏡処方

 当院では今春、大学4年生や大学院生の眼鏡処方が増えている様に感じます。今年から企業面接の解禁日が4月からと遅くなった事も関与している様です。

 大半の卒業予定者(新卒組)においては、これまでも特に視力矯正で問題になった事がない患者さんが殆どです。自身理由の多くは「エントリーシートをパソコンに向かって打っている時は何ら不具合を感じなかったが、実際面接に出掛ける時の公共機関での移動時に‘どうも見難いな’と実感して慌てて来院した。」という主訴で来院されています。昨年までは早くから就職活動が始まっていましたので、3月頃には眼鏡処方依頼が終了する傾向であった様に感じます。4月以降に眼鏡処方希望の学生さんは就職活動がほぼ終了した学生さんであり、彼等は就職活動勝利の後「随分目を使いすぎて急激に視力低下したので、視力矯正をして欲しい。これからは卒論の準備があるので、今の内に整備したい。」という希望で来院されていました。世の中は大きく変わるものです。

 学生さんは就職活動で3年生の後半からは殆ど学業が出来ない状態で、各企業は今後好景気になっても「即戦力になる人材の雇用確保」を最重要課題にしたままでしょうから、就職の需要供給のアンバランスは改善される事はないのでしょう。残念だったのは、我々の印象は、「余裕がある場合、大学院に進学し専門分野に磨きをかけて就職に優位にされる」と思っていましたし、実際我々の世代ではその通りでした。しかし今の学生さんは「司法試験のための司法大学院進学でないならば、海外留学や大学院進学自体が就職に影を落とすので、行きたくない。」と言われます。いわゆる「良い人材」を確保するとは、いつ可能になるのでしょうか。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL