眼鏡処方のタイミング

 ヒノキの花粉症も消退し、一段落が付きました。しかし学校健診の用紙を携えた学童学生とその保護者の列が土日に急増し、眼科部門が混乱しています。

 患者さん親子の「どの様な状況で眼鏡処方をやむなしとするか、何とか我が子に眼鏡処方を遅らせる事が出来ないか。」という淡い希望が、どこまで患者つまり我が子の成長に矛盾しないかは、判断は単純です。「日常の不便はないかどうか。」と「従業中の黒板の字がハッキリ見えるかどうか。」が判断基準と言えます。しかし昨今学外の習い事や活動を幼少時から励んでおられる親子が多いので、本人と家人の考え・希望・将来の夢等を丁寧に聞かせてもらい(多くの場合は事前に問診表に書いて頂く)、眼鏡処方のタイミングを計らっています。また斜視・斜位で眼鏡処方が困難な場合は、大学病院や母子保健センター・子供病院へご紹介しております。大人になるまでの経過が確定する事が患者本人の人生設計に必ず役立ちます。時間はかかりますし、担当医がコロコロ変わり保護者と共に大変不安になられると思いますが、私自身大型総合病院の眼科に1月毎かつて通院していましたので体験済みです。体験者の私から保護者へ一言、「自分の子供が可愛いなら辛い事を幼少時からあえて行う事。子供が嫌がるから等と誤魔化す保護者が多いが、つまりは保護者自身が楽になりたいだけ。あなた方のその場しのぎの甘やかし行為が、将来我が子の苦難を明確に直面させる事に加担しているだけである事を思い知るでしょう。」。今の日本が、特に自分の事しか考えていない思慮分別に欠ける高齢者が投票で将来への一票を投じず、現状維持つまりは将来の悪化への加速に加担する事で、変化できる機会をみすみす見逃しています。当院には少ないですが、「一生懸命働いて、年がいってから何で年金暮しで苦労しないといけないんだ。」と嘆く高齢者がTVの街頭インタビュー等で多々いますが、「ならば若い頃にもっと貯蓄し備えておかなかったか。現代の成長鈍化世代では何をしても対して給料も上がらない、しかし高度成長期を享受した高齢者はその場で給料を使い貯蓄しなかった者が自分の過去の浅はかさを他人に押しつけて社会に言い掛かりを付けているだけだ。」と私は考えます。しかも当院に受診されている中年から学生さん達の多くが、「つまりは自己責任。蓄え、備えなければ社会変動に対応しきれない。」と治療も完治を目指しておられます。

 眼鏡作成は親子関係を一部反映する鏡の様なものですが、多くの親子関係では「一事が万事」をあらわしている事が多く見受けます。ある意味子供を見ればどんな親か想像が付き、その逆もしかりです。今後年金が破綻すると言われているのに、上記の様な親子はどうするのでしょうか。

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