ジンマシン(蕁麻疹)の患者さん

 傾向としてジンマシン(蕁麻疹)の患者さんが増えております。皮膚症状のアレルギーの上位ですので、当院でも積極的に診察加療して居ります。しかし皮膚科での治療後に来院される場合は、必ず既に受診した医院・病院での処方内容を御呈示下さい。

 実際ジンマシンは急性発症した皮膚アレルギーですから、診察医が「アレルゲンとしておよそ何を対象と想定したか」が処方薬剤から類推すると次の治療が明確になります。これは「喘息発作」や「アトピー性皮膚炎」や「様々なアレルギー」の治療に共通する事実です。「処方された薬が効かないから来院している」と患者さんと御家族は極普通に訴えられますが、「どの薬が何故効かなかったのか」について次に受け持つ医師の立場と科学的対策はあまり考えて居られないです。「医者に行けば何とかしてくれる」という考え方は医者に受診する事で命が助かる確率が飛躍的に跳ね上がる事が保障さるという社会構造であった江戸時代か明治大正時代の日本を懐古する様なものであり、今日的判断ではありません。現在医学(科学)では医師であれば必要な医学知識・手法はほぼ同じ水準にあり突出した優位性は医師個々人の「神の手」に象徴される様な一代限りの手術等の超絶技巧による差でしかありません。それさえも手術支援ロボット「ダ・ビンチ」等の登場で殆どの医師が安全に多くの患者さんに高水準の手術手技の提供を可能にしております。日常診療は医学の進歩。特に薬剤の進化と作用の安定化により、どの医院病院を受診しても適応される医療内容は一層平均化しておりまして、突出した「名医」の出現はますます稀有になってしまいます。

 再三申しておりますが、当院は突出した医師も居りませんし、突出した診断力や技術も持ち合わせては居りません。時間を掛けて患者本人が丁寧に問診表を埋めて、職員が時間を掛けて問診の確認と周辺の症状や経過について掘り下げて、ここまでの状況を基礎として私が更に診察と検査等を行い診断を出来るだけ絞り込んで行くだけです。ジンマシンは患者さん本人の免疫系の問題・許容力等の総合的反応であり、患者個人の免疫系を反映する症状です。そのため治療の方向性を初診時と受診時点での変化を丁寧に観察し、治療方針を定める事が不可欠であり必要最小限です。治療内容を受診した医療施設に丸投げするとは、原始人の遣り口です。当院では受診をお断りする事もあります。

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