「じんましん」の患者さん

未だきちんとした統計は取っていませんが、最近「じんましん」の患者さんが増えており、初診受診時の主訴が「じんましん」という患者さんが目立ちます。

 風邪薬・消炎鎮痛剤・抗生物質等の薬剤内服後のじんましんが多いですが、気象起源のじんましんやアトピー性皮膚炎から続発するじんましんや原因不明な突発的じんましん等が目立ちます。じんましんは採血によるアレルゲン検査を行っても何ら判明しない事が多いので、治療自体は対症療法に終始します。治療自体は当院でも十分可能ですが、原因解明の為に、大学病院の付属病院に依頼しましても明快な回答を得た事は殆どありません。現在でも難しい疾患です。

 「じんましん」で受診される患者さん方にお願いしたい事は、「何かいつもと違った物や状況に接しなかったか」という事を教えて頂きたく存じます。多くの場合そこに原因が見出される事が多いと感じます。

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