理性的な受験生達よ、もう少しだ、頑張れ!

 大学受験生が昨日大変でした。センター試験の内容変更の影響を本年度から受けており、受験生にとって賛否両論であり、多くの浪人生が何とか昨年度大学に雪崩れ込みを果たしたため、浪人生人口が低いため、一層第一志望に対する当落は思いの他深刻の様です。彼等の花粉症・視力矯正等の依頼が診察再開後ひしめき合った為、予約外の学生さんは圧倒されていました。

 現在でも「診察においても差が付くんだ」とか「予約があったんだ。調べなかったのがロスになったんだ」と言う様に、自身の受診状況を受験状況になぞらえているのは、大変おかしかったです。元々私は縁を担がないので、この様な心理は分かりませんが、世の中の状況についてスマートフォンで情報入手にたけている学生が、少し考えを巡らせると直ぐに思いつくような「予約優先」について気付かない事が、「世の中を知らなさすぎるよな」と感じます。現在の受験生はえり好みをしなければ何処かの大学に入学できる状況であり、そのため卒業時にむしろ大学卒業=ブランド化とは一部の飛び抜けた名門大学の優秀な学部卒業者で無ければ、逆に厳しく選別される事を理解していないと実感します。企業や研究組織は選別し易い状況になってしまっているので、多くの学生さんは大変気の毒であると感じます。しかしクラブ活動やアルバイト・地域活動等に参加していた学生さん達は同年齢の仲間達のみで群れる事の無い、年齢階層がバラバラの組織体に一時的でも参加する事になり、その組織の中での自分の特性と活動結果、他人との関わりと自己表現や自己実現について体験する機会を自分から手にする事が出来ます。これにより「社会のwantとneedsについて気付く」事が出来、「自分の立場と価値の客観的判断」が多少なりとも体験できます。このため漫然と学生生活に探されている同級生との意識差が会台すると考えます。当院での傾向としても「海外からの帰国組や交換留学経験者・アルバイト活動や学外クラブ所属学生・地域のボランティア活動経験者」等は学生としての自分の在り様を客観的に見つめる為の‘芽’を手にしている傾向があり、多くの学生が陥っている主観的自己に埋没する傾向が低い様に感じます。客観的に自己解析が出来ませんとたかが当院での受診であっても「待ち時間と診察順番」に大きな損失を生んでいます。

 診察に関する問題でも「主観と客観」の差異と気の毒なまでの結果を体験されています。学生の思慮判別の欠落は保護者の教育の問題でしょうが、その保護者父兄が「内の子は塾が有るので、急いで下さい。」等と受付で「予約患者」達を目の前にして詰め寄って来る姿は大変滑稽です。特に同じ立場の予約をしている学生が診察室に入って来て、「馬鹿がいるもんですね。あれじゃ、受験も失敗しますよ。」と一言口をついて出て来る事が大変興味深いと思います。実際昨年受験生で大学生になっている予約をして来院している大学生から「受験をする前から結果が出ているのが先生の医院で見られるのが、面白いです。先生が仰る通り親の教育、親の人格って大事なんだなと実感しています。内の親は賢明で立派な人格が有ったのだと思います。」と受付で無理強いをしては、職員と私に「待ち時間が嫌なら他院へどうぞ」と断られているのを見て、ほくそ笑みながら発言されています。私にとって大変好ましい環境が作れている事を実感する日々です。理性的な受験生達よ、もう少しだ、頑張れ、です。

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