好ましい関係

 明日が夏休みの最終日です。本日もドタバタでした。明日も大変な様です。どうして「夏休み(冬休みや春休みも同様)が終わる」事が分かっているのに、間際まで診察・治療を放置しているのでしょうか。

 眼鏡が合わない。処方箋が欲しいが、眼鏡は初めて。」「視力が出にくいので、コンタクトを作りたいが、未経験。」「聞こえ難いので何とかしたい。補聴器を作りたいが初めて。」と言った「初めて物品の処方を受けたい」患者さんに限ってクソ忙しい時期に抜けしゃあしゃあと気楽に来院してきます。たまったもんじゃないです。こちらは事情があり、継続治療をしていて土曜日・日曜日しか来院出来ない患者さんを多数抱えているので「土曜日・日曜日の診察をしている」医院です。たまたま「土曜日・日曜日も客寄せに開院している」つもりは在りません。実際他院からの紹介状を持参されて予約診療をきちんと事前に電話予約されて来院される患者さん等は気合が入って居られます。当然セカンド・オピニオン希望の患者さんが遠方から紹介状付きで来院されますので、当方としては更に次元の高い診察診断を御紹介する事に成りますから、大学病院や専門病院への紹介状を早々に作成しますので、大変時間が掛ります。そんな中、「開業医は受診した患者の診察義務がある」と能天気に初めての「眼鏡合わせ」や「コンタクトレンズ処方」や当院ではお断わりしている「補聴器作成」を御気楽に依頼して来る初診患者が本日や明日は急増しますが、本日も事情を説明し「シャット・アウト」致しました。以前からブログでも宣言していた通り「当院の受け入れ限界」「院長(私)の健康上の理由による診察終了時間の厳守」の下、前述の患者さんは「他施設受診」をお勧めし、丁重に受診受付自体をお断りしました。

 数人は横柄な態度で、「何をぬかしとるんじゃ」と息巻かれましたが、職員が「警察に電話」しますとそそくさと退散し、捨て台詞さえ吐かないで消えました。今回は大変無駄な対応時間を割く事無く、良好な結果が得られ満足です。予約患者さんでほぼ身動きが取れませんでしたから、対処法は良かった様です。

 色々言われるヒトは居ますが、私立の施設としては「常に開業している」継続性が何よりも望まれるのですから、一日無理をしてその後病欠や閉院しては元も子もありません。ましてや継続通院されている顧客さんに対して申し開きが出来ませんので、敢えて安直な考えで適当にやってくる初診者は今後もお断わりする事を続けようとはっきり決断しました。ブログを御覧の方には、TPOに合わせた柔軟な対応を御願したく存じます。

追伸:先程の輩さん家族への対応を顧客さん達が御覧になり、仰られた一言が印象的でした。「この医院は院長が一本筋を通して居られるので通院しているが、患者もその考えに賛同して来院する事を要求される。それは世知辛い現代に於いて、むしろ好ましい関係性の構築でもあり、懐かしささえ感じる。」と。中年から高齢の顧客さんから指示されて居ました。受付職員も恐る恐る警察に通報していたのですが、顧客さんからの賛同を頂き、「今後威力業務妨害と、明言し早々に警察の応援を依頼する気持ちが固まりました。」と言ってくれていました。当院職員と顧客様が私にとって一番大切でして、その好ましい関係が崩されるならば、当方にとって好ましくない新患者を無理をして受け入れる必要はございません。悪しからず。

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