夏季休暇
先に当医院の「夏季休暇」について直前のご報告を致します。1か月前からホームページで告知して居りましたが、「平成26年8月11日(月)から8月15日(金)」までお休み致します。例年「何で診察していなかったのか」と抗議の電話が後日ございますが、当院は私立の医院ですので、私達職員の都合で決めて居り、更に医院入口やネットのホームページで1月前には告知しています。年末年始の「休診日」も1月前頃から告知して居りますのでご自身でお調べ下さい。
先週末頃から例年通り、休診日間際に「何とかしてくれ」患者が急増し出しております。昨年末はこの様な「(しばらく自分の都合で発症していても放置していたにも拘らず、休診日が近づいて来てから)そこを何とかしてくれ」と無理強いして来る患者に対し、年末年始の予約枠をかなり無理をして次の診察予約の融通をつけて差し上げましたが、その様な輩は大体「電話1本の通達も無く、来ない」事が多く、当院職員の統計では輩共は約1/4の確率でスッポカシます。職員全員の厳しい指摘(院長は甘い・どうせいい加減なヒトは元々いい加減)により、今後一切「何とかしてくれ」患者の要望には答えない様に決定しました。予約をスッポカシて平然と後日予約を依頼してくる患者に対しても毅然と「スッポカシは以後の予約不可」と予約をお断りしています。それと土日曜日の新患のゴリ押し症例「休みで他にやってる医院が無いから、何とかしろ」と頭ごなしにズケズケ無理強いしてくる輩(実際は土日でなくても対処できた症例を意味する)に対しては「休日診療所」を紹介しています。中には「そこまで遠いから行きたくない。なんで診ないんだ」という輩が大勢いまして、知人の弁護士に相談しましたら「元々君は成人病でドクター・ストップが掛っている病人医師だろう。だからわざわざ‘診察受付時間’と’診察終了時間‘をきっちり定めた筈だ。つまり診察終了時間を超えて診察する謂れは無いし、健康上の問題を輩の為に無理をさせられてその後入院・通院・自宅療養等を招いて他の常連患者との予約診療に支障を来す事の方が大問題ではないか。だったら診察終了時間厳守を理由に土日の診療枠不可を宣言すると良い。」と指導されました。実際理由はどうあれ、診察した場合全ての責任は診察医にあり、低血糖でフラフラで誤診した何て言い訳は通りませんし、なおかつ対象が輩では自分がそもそも惨めです。であれば職員に「診察枠満員、診療終了時間制限にて受付自体不可」と窓口で診療枠が取れない患者には宣言するように指示しました。
大学病院時代に無理をし、開業してから来た患者を全て受け付けて診察し体調を崩し、入院精査し、現在も5つの科を毎月診察して貰う羽目になったのであり、自分自身の健康を辛うじて維持出来なければ、閉院と直結しかねません。好ましい理解のある患者さんとの理想郷を創る上で、不協和音は不必要です。私も半世紀以上生きて来て無理を出来なくなって思うのは「医者だからこそ、生きなければ。俺は病人であり、無理が利かなくなったのだから毎日患者さんと会えるように努める事が一番大事。それを妨害する物は拒否すれば良いのだ。」という強い気持ちです。納得できない人も多く居られるでしょう、その様な方は私と「合わない」筈です。であれば最初から「出会わない事が互いにとって何より望ましい事」ではないでしょうか。休診日を前にこの冬の年末年始の落胆事象の反省をいたしまして、その結論を告知致しました。賛同される方のご来院を御待ち申し上げます。
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