「アレルギー科」ならでは!

 大半の患者さんは「ヒノキ花粉症」も終焉に至っていますが、既に「イネ系花粉症」や「ヨモギ花粉症」が始まり出している様です。

 例年梅雨時になってから「くしゃみ・鼻水・鼻詰まり」にみまわれるという患者さんが毎日来院され出して居ます。スギ花粉症と対照的なのは、春のメジャー系とは別に主症状以外の、全身アレルギー症状の合併が多くの症例で認められます。アトピー性皮膚炎・喘息症状の急性増悪は相当数あり、むしろ「風邪症状」といえる「全身倦怠・頭痛・筋肉痛・肩凝り・めまい・耳鳴り・ふらつき・腹痛や下痢・冷えのぼせ・生理痛の悪化」等等問診をしていますとありとあらゆる不定終始が溢れかえっています。内科等で「それは難しい」と言われたという訴えが多いですが、確かにこれらの症状全てが「アレルギー」と一纏まりで片付ける事も問題です。患者さんへは「私も把握しきれませんので、先ずは花粉症かもと考えて治療しますが、全部の症状が完治するとは期待せず、先ず痒み全般を抑えますが、宜しいですか。」と御説明し、了承して貰ってからじっくりと対処し始めています。

 大半の花粉症対策の基本と大筋変化はありませんが、「痒みの撤収から始めましょう」と患者さんに提案し、その後各症状のメジャー要因から各個撃破して行く治療法が定着しています。時々自分で「実際は内科標榜はしてないよな」と確認する事が多いのも、「アレルギー科」ならではでしょう。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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