ヒノキ花粉

 先週末はヒノキ花粉で散々でした。「瞼の腫れ・鼻詰まり・喉の痛み」を訴えて来院される患者さんが金土日でこれまでの花粉症の患者数の1.5倍になりました。しかも今年初めてヒノキ花粉症にみまわれ、急に発症して居り、「予防策等取っている時間的余裕がなかった」という訴えが多かった様です。

 本年1月から現在までの大雑把な統計では、「平成26年に初めて花粉症になった」患者数が、昨年・一昨年の倍程度に急増しています。「数日は鼻や目がかゆく、くしゃみが出だしたので、‘ひょっとして花粉症?!’と気にし出したとたんに、いきなり鼻水が滝のごとく流れだし、翌日あたりには鼻詰まりになり、眼瞼の腫れと痛いほどの痒みにみまわれ、あせって当院に受診した」という訴えが特徴的です。眼瞼周囲の腫れの頻度がかなり高く、これまであまり体験していませんでした。しかも鼻症状が僅か4~5日で急速に進行している事も特徴的です。しかしこれまでの経過では、適切なステロイド剤の使用でしっかりと消炎すれば、早々に改善しています。また低濃度のステロイドで思いの外良好な効果が見込める事も幸いです。発症初年度は薬剤への感受性が高いので、低濃度ステロイドで改善している事は確実ですが、初年度の内にきちんとした治療と確実な治癒を確定するように教科書的治療を経験し、翌年以降も早々の予防治療を開始する様に患者さんに教育する様にすれば、重症化と薬剤耐性が付きにくい状況に出来ると考えます。あくまで予想ですが、多くの疾患でも「予防」と「治癒確定」は何よりも大切な治療法と考えます。基本と言えます。

 今後今年どの様な状況に至るのか、想像出来ないで居ります。しかし常々申しますが、早々の対策が何よりも治療効果と治癒機関の短縮に寄与すると考えます。

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