春の有難くない風物詩
インフルエンザが蔓延して久しいですが、花粉症は本年に限りかなり出遅れています。
患者さんからの「何時から対策を講じるべきか。」というご質問にきちんとお答え出来ません。
例年私も1月下旬には花粉症対策内服と点眼・点鼻薬を使用して準備万端で花粉飛来に
対応し、増悪は無いが治療無しでは生活破綻を来すという状況でした。
現在の処、未治療状態で比較的安定しています。今後急激な気温上昇により「鼻水・鼻詰まり・
目の痒み」が始まるのでしょう。気象予報の確認が一番でしょうが、週明けから私は内服開始を
予定しています。
PM2.5の方が通り名になっていますが、大陸からの黄砂も相まって春の有難くない風物詩の
襲来に備える季節に突入しているのは事実でしょう。この様な状況からの開放は困難でしょう。
特に花粉対策は進むでしょうが、大陸の対策はおそらく産業振興策中心であり国力増強所得
増進政策が多少後退し、保険増進環境対策改善へ舵取りが行われないと黄砂もPM2.5も
悪化するだけでしょう。残念な事です。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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