鼻水・鼻詰まり・咳

 

 年明けから毎日「鼻水・鼻詰まり・咳」の患者さんが後を絶ちません。

しかも発熱はほぼ無い、というのが特徴です。

 

 スパイロメーター(呼吸状態を測定する器械:慢性閉塞性肺疾患や気管支喘息の診断に

寄与します)でも、明らかな変化を伴わなかったり、逆に慢性閉塞性肺疾患と気管支喘息の

両方の要素を合併していたりと様々です。呼吸は睡眠中に咳が多発し睡眠障害に至る事は

無い様で、平穏です。が、日中は逆に吸気時(息を吸う時)も呼気時(吐く時)において

共に咳が出たり出なかったり、かつ咳が連続したり孤発であったりと様々です。発熱を

伴わないので、高次の病院に時間を割いて紹介受診して貰うのも気が引けますし、

「鼻水・鼻詰まり」は対症療法で速やかに鎮静化します。それでも咳だけはなかなか残り、

気になる患者さんが多いので内服・吸入などで管理しています。

 

 未だ統計が十分確証を持てる症例数を確保出来ていませんが、アトピー性皮膚炎合併者の

場合、アトピーも同時に増悪する傾向も見られます。皮膚症状も保湿を中心とし消炎作用の

増強で早々に改善しては居ます。経過観察を致しますが、何とも答えが出せないのは

腹立たしい事です

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