大変気の毒な輪廻
先の土日に幼児の受診が多かったのですが、両親の性別無く自分の子供の「身長・体重を
把握していない」症例がまたまた増えている様です。しかもその様な親に限って、
或いはだからこそ、「年末から症状はあり、薬局で売薬を毎回購入していたが治らず、新年に
入ってからも、様子を見ていたが、治らないのでやって来た。」と約10から20日も我が子を
放置して居ります。閉口します。
自分の考えが通らなければ社会通念や道徳観念はおろか、科学的根拠・論拠も
全く無視する様な親が増えています。しかもその様な親の親、爺さん婆さん世代が同じく、
「自己中心的人格者」である事が目立ち、若夫婦と一緒に自己主張を院内受付で平然と
展開する傾向にあります。
最近安倍首相の行動問題がクローズアップされていますが、「戦前戦後派」の爺さん婆さんの
日本人としての「倫理観」の崩れが重要な問題点ではないかと考えます。敗戦後の価値観が
欧米主導の占領政策による転覆により、時間を掛けて成長した民主主義では無く他人からの
受け売りによる利己主義に至った世代がひい爺さんひい婆さんの世代と言えます。彼らが
まともな「おもてなし」の精神性や日本本来の価値観を云々する権利が有るのでしょうか。
事実彼らが高度成長を担った世代ではありましたが、当時は何をしても焼け野原であるから
成功するのは当然といえる訳で、今もって日本の自治に大きな影響を与え続ける権力を
持っている事も事実です。彼等の投票率が高い事も自らの利権を確保する為には
不可欠な要因です。その子供が今の団塊の世代である(バブル世代)爺さんと婆さんです。
その子供がまともな判断を出来るとは思えません、基本的教育が根本で欠落して居り、
「稼げば力・自分が一番大事・無理を通せば道理引っ込む」を地で行くのも当然といえます。
今度はその両親の子供(孫)が、一層御粗末な教育を受けるのですから大変です。
大変気の毒な輪廻を診察室で見せられるのは、辟易します。現実ではありますが、
受け入れがたい物です。一方当院に普通に受診される患者さん方は、私の考えに
同意賛同される方が大半でして、大変有難い話です。でなければ治療を行う上での
「信頼関係」が結べませんから。
このブログを読まれた方は、どちらのグループに属するかを熟考してみて下さい。
先の問題者達に近い様であれば、当院への受診は御勧めしません。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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