大人モドキ

 最近コンタクトレンズや眼鏡の処方箋発行と医療法・薬事法・保険法・商法に関するブログを

記載してきました。大変反響が大きく、わざわざ「これまでの自分の行いは法的に問題無いか、

大丈夫か。」と尋ねて来られる事が多いです。しかし私が訴えたい事は、 「そもそもアナタは、

正しい患者であったか」という事です。

 目立つのは「初めて聞いた。そんな事は今まで聞かされた事が無い。・・・そういう難しい法律に

関する事を素人の私が知っている訳が無い。」と居直ってくる患者(実際はコンタクトレンズ

購入希望者)です。誠に気の毒ですが、そういう状態を「恥の上塗り」と申します。全ての法律を

知る事は無理ですが、直接関与する事柄くらい関心を持ちましょう。実際ネットのソーシャル

ネットワークにおける個人情報に関する障害と同じで、ちょっとした出来心でアルバイト先で

不潔行為を撮影してネットに掲載したらいきなり「炎上」したという事の原因と同じです。

つまり自分の行っている事を十分に把握し、法的に人道的に問題が無いかを検証した上で

使用しないととんでもないしっぺ返しに合うと言う事です。責任転嫁をしているに過ぎない事が

分からない人の問診表は決まって「殆ど何も記載が無い」です。

 

 「自己責任」という言葉が以前人質事件で広まりましたが、これは日常茶飯の事であり決して

特殊な事ではありません。事実「LASIK手術」の失敗は、自費診療なので絶対「自己責任

です。いくら医療機関等を責めても結局は、元には戻りません。コンタクトレンズや眼鏡は

可逆性(「外したら元に戻り得る」事)があり、保険診療が関与するので、大事には成らず、

そのため使用者の自己責任感が低く自覚が無い為に大人に成りきれない使用者(患者とは

言い難い)が溢れているのだと推察します。有難い事に当院は積極的にコンタクトレンズ処方を

して居りませんので、そう言った不条理な大人モドキはあまり遭遇しないです。

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