高齢者の通院

 高齢者の通院がなかなか難しくなる冬場を迎え、眼科の治療に影響が出ています。

 白内障や緑内障に関しては安定して居り経過観察が長期の場合は、2~3カ月の点眼処方は

可能です。しかし高血圧・高脂血症や糖尿病により微妙な眼底出血を管理している患者さんで、

内科疾患のコントロールに最近変動が出ている患者さんには内服・点眼治療の処方量に付いて

気を配っています。

 先ず「ようやく安定し出した状態」の方や「最近症状が悪化している」方へは思い切った容量を

処方出来かねます。検査データだけでは無く内科医の実診療の印象が宜しく無い場合、

眼科が出しゃばるのは問題です。先ずは「内科主治医の御意見伺い」が処方容量の決め手に

なります。大半は1カ月処方で据え置きにさせて貰っています。

 逆に「検査データも主治医からの意見も一定している」場合は、現状維持を裏付ける状態の

保持と判断し、複数月分の処方をしています。むしろ通院時の風邪の罹患を当方は

気遣うのです。

どんなに状態が安定していても、「治療している」=「病気は病気である」という事で、

免疫機能は絶対落ちているからです。そのため春先までは「通院の為に無理をして、風邪を

ひいて、挙句こじらせた」というエピソードを私は嫌うのです。高齢者は不用な外出を

継続処方如きで、無理しないで頂きたい。運動は主治医の指導を順守し、許可の中で楽しんで

いそしんで頂くのが一番です。当然外出後の「手洗い・ウガイ」は順守する事は、絶対です。

 

 多くの成人病患者さんに共通する事ですが、コントロールの良い方は治療内容と主治医の

指導内容についてきちんと理解して居られ、我々にもきちんと解説して下さいます。

コントロールに問題がある方は、押し並べて全てが自己判断でいい加減かつ治療の勝手な

中断などで科学的判断の指標(検査データが一定期間で保持されていない)の欠損などが

目立ちますので、全てにおいて信頼性が低く、我々眼科・耳鼻科担当医でさえも3カ月の

内服処方の請求等怖くて「うん」とは言えません。日々の人としての姿勢を正される事が

望まれます。

緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!

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