高齢者の喘息

 高齢者の喘息が目立ちます。風邪の治療を再三行って居られて治らない為に来院される方が

多いです。

 たまたま医院の前を通られて、「鼻水が大量に流れ、鼻詰まりもひどいが治療で改善していた。

しかしなかなか咳が治らないので診て欲しいが、どうか。」という依頼で受診される方が

急増しています。聴診で明らかな雑音があり、かつ呼気不全(息を吐き辛い)で呼吸状態の

判定を器械で行って判明しています。PL総合感冒剤を中心に数種類の内服が、

受診した医院の数だけ処方されている事が大半で、受診された患者さん曰く「効いていないから

別の医院に来たのに、同じ薬を出されている。医者は‘薬出しときますね’としか言わず、

院外処方であれば薬局に行って薬を出されてから同じ内容であった事が分かる。

薬局の窓口で多少の文句は言うが、あきらめて持って帰る。当然効かない。

この繰り返しであった。」との告白を毎回されます。

全てが同じではありませんが、やはり問診をきちんとする事で様々な事柄が判明しますので、

検査にも診察にも有効になります。

 喘息も色々な種類がありますが、先ずは「咳の苦しさの改善」を図る事が先決です。

以外と数日の内に大きく改善する方が多いので、患者さんから「何だったんでしょうね。」と

苦笑いされる事も多いです。ただこじれている方は「肺炎」で、直ぐに総合病院へ御紹介して

居ります。

 

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