厚生労働省の承認番号

 前回の内容を読まれて、かなりの方が浮足立って居られます。大半の患者さんが「自分も

大丈夫か」という問い合わせですが、次に多いのは「子供が勝手にカラ―コンタクトを通販で

買ったようで、どうしたらいいのか。」という問い合わせです。

 何れにせよ、本人と現物を見ないと判断しかねます。できれば「レンズのパッケージ」や

レンズの情報を記した用紙」を持参されますと、明確に解説可能です。今現在心配すべき

物品かどうかを直ぐ見分けられる情報は、「厚生労働省の承認番号」があるかどうかを

見て下さい。日本国内で承認された物品であれば「承認番号」が記載されている筈です。

しかし「承認番号」がある場合でも問題がある場合があります。その「承認はどういう分野での

承認か」という事です。「医療用具」としての承認で無いと駄目です。某国での承認番号では

日本国内では医療用具としての承認ではありませんので、御理解下さい。

 旅行先で入手した場合でも、日本国内での使用では「未承認」ですから、

何の保証もありません。問題が起きてからは、日本国内での承認を受けた物品である事が

争点になりますから、個人個人での注意は最大限働かせて下さい。

誰もあなたを助けてはくれません。

 

 

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