過敏性肺炎
当院では未だ見られませんが、「アスペルギルス過敏性肺炎」が密かに流行しています。
カビの一種である、アスペルギルスによるアレルギー性肺炎です。
マイコプラズマ肺炎やインフルエンザ肺炎に比べると微熱があるか、発熱自体がないため、
「風邪が治った後に続く、咳喘息(かぜ喘息)」として加療されて居る事が多いです。
確かに抗生剤と気管支拡張剤で症状は改善しますが、完治しません。
日に日に「咳が酷くなり、呼吸が苦しい」と言う事での受診で発見される事が多いです。
所謂カビによるアレルギー反応であり、カビ事態の除去とアレルギー症状の対策、
低下した免疫の活性化が治療の基本です。
今年は「雨による湿度と気密性が高いマンションでの結露」が原因である事が多いです。
折角の自宅で、きちんと掃除をしていても「湿度によるカビの増殖」には、勝てないのです。
当院では、風邪の後の「せき喘息・カゼ喘息」の加療が多いですが、「過敏性肺炎」の相談も
増加している事は確かです
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。