めまい・耳鳴り Part2

引き続き「めまい・耳鳴り」についてですが、問い合わせが多いので、ブログに記載致します。

 

 耳鳴りはなかなか止められません。高血圧などが基礎になる場合は、

基礎疾患の治療で改善しますが、多くの場合は原因不明です。

めまいも女性や痩せ形の男性に多い自律神経障害によるものや低血圧による場合は、

基礎疾患の治療でかなり改善しますが、多くの場合やはり原因不明です。

検査結果を受けて対処するしかなく、対症療法中心になります。

ビタミンB群・循環改善剤・細胞活性賦活剤等を内服して貰い、電解質バランスの改善のために

点滴を行い軽快を図る。これが教科書的治療法ですが、きちんと治療を行うとそれなりに結果が

出ます。

 

ただ患者さん曰く、「意味が解らないから、治療する必要に疑問がある。

そもそも何をしたいのか、何を治療しているのか、説明が無いから患者もやる気がなくなる。」

との事です。耳鼻科的には「三半規管・内耳(蝸牛)」の障害、脳外科・神経内科的には

「脳腫瘍・脳神経的感染症・脳神経系血流障害」等、心療内科は「うつ・うつ状態・

心因性平衡障害」等を想定します。この連携が不十分であるため、「検査では

原因が分からない」まま何故か前述の治療を受けている事が多々あるのです。

 

当院でも眼科的内容で「めまい」改善が図れる事は有りますが、

眼科的には「耳鳴り」の改善は困難です。しかし諸々の眼精疲労や肩凝り等の疲労治療を

行う事で、「耳鳴りの音量が下がった」「耳鳴りが気にならなくなった」という反応は多いです。

これも基礎疾患が在っての事です

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