咬合障害

先日の内容を受け、更に困った事に「心療内科関係」の患者さんが増えて居ます。

元々梅雨の時期は低気圧と気圧変動による精神不安定から「めまい・耳鳴り・難聴」という

メニエル氏病的症状を訴える患者さんは多かったです。

 

 今年はいきなり「夏」になり、梅雨を飛び越えて居ますが、それでも日常の自律神経失調を

主訴とする患者さんが毎日相談に来られます。しかも視力障害、中でも調節障害を訴える

患者さんが急増しますので、外来はてんてこ舞です。今後雨が降る日が元に戻る事があっても、

気圧変動性障害は改善し難いので、自律神経障害の治療と対処に終始して居ます。

また「頭痛・眼痛・疲れ目・肩凝り筋肉痛等」を合併する患者さんには、

歯の噛み合わせ=咬合障害」が多いので、その治療効果も含め自律神経系の加療と検証を

しています。

 

 咬合障害の場合、「歯を食い縛りすぎ」=無駄に噛み合せ過ぎる場合が多く、

「頑張り過ぎ」の患者さんが多いです。多くの患者さんが「この程度でへたばってはいけない。

頑張らなければいけない。」と努力しすぎで大変辛い思いをされている事が多いです。

多くの患者さんには「頑張って居られるので、自分を称賛して下さい。そして日々の生活に

何らかの満足を感じて下さい。それを基に、自分の得意科目を磨いて下さい。

その間に梅雨と夏を乗り越えましょう。今後の事は秋口にまた考えましょう。

今はそうして自己を肯定して下さい。」と説明し、口はばったいですが、指導して居ります。

この指導は多くの患者さんが、思いの外すんなりと受け入れて下さいます。

特に普段論理と実績を重んじる方ほど、あれこれ考え込まず、「すっと」受け入れて居られます。

多分「拠り所になる」と直感されるのだと思います。

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