メガネ作成
視力検査後、メガネ処方箋発行を度々致しますが、メガネ作成後再診されて
「きちんと処方箋通りメガネが作成されていない」事が何とも多い事で困惑しています。
度々記載していますが、メガネ屋さんでのメガネ作成後「見にくい」ということで診察に来られる
患者さんが多く、持参されたメガネのデータを実測しますと視力矯正不適切なメガネで
あることが判明することが頻回にありました。
その都度新たなメガネ処方箋を患者さんに発行してきましたが、その頻度が急増しています。
ここ1年間では新作されたメガネ(作成後6か月未満のメガネを対象にしました)の
作成不備は10%程度でしたが、ここ3か月では30%程度でした。
一つには顧客さんからの紹介で来られた患者さんが多いからでしょうが、
それにしても3倍に増えるというのは不自然といえます。
メガネ屋さんの新人研修後すぐに作成されたメガネの不備が集中しているのかも
しれませんが、昨年末の作成メガネについては新規採用について春に一括採用した場合は
疑問ですが、随時採用であれば作成不備が出ることもあり得るでしょう。
何れにせよ、左右のレンズ度数逆転や瞳孔間距離が子供なのに180cm位の男性のサイズに
なっていたり、実際の屈折率と違うレンズで作成されていたり等、ちょっとした問題
(ケアレス・ミス)では済まない問題メガネが毎日たくさん持ち込まれます。
たぶん出店ラッシュの為に人員の確保に大きな問題を抱えながらも、拡大路線を歩まないと
いけない大規模店舗の宿命でもあるかも知れません。
その立場は、店舗側にあるのであって医療現場では「笑止千万」でしかありません。
基本に忠実、実直一途で頑張ってほしいものです。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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