コンタクトレンズ処方
私ごとですが、5月上旬から本年のみ長期休診を頂きます。その為週末は大変でした。
やはり本年は国内旅行を計画されている方が多くかつ、長期休暇を
取られる方が目立ちます。それ故間際に「コンタクトレンズを初めてするが、
何とかしてくれ」という依頼が多数ありました。
当院はブログでも再三訴えて居りますが、「コンタクトレンズの初診は
根本的には受け付けて居りません。」です。
理由は「コンタクトレンズ使用者の障害や治療」の依頼が多数であり、
他アレルギー科と耳鼻咽喉科、果ては心療内科・口腔外科・内科(成人病・
呼吸器・内分泌関係)・皮膚科(アトピー中心)の診療に関与する内容にまで
言及しますので、とても「コンタクトレンズ初心者の装脱練習は時間的に
無理であり、かつ人的余裕が無いのでお断り」しています。
しかも併設している販売所「I&EYE Contact」は根本的に在庫を置いて
居りませんので、当日販売も不可能です。
当院は「これまでトラブルを抱えていたコンタクトレンズ・ユーザーの
可能な範囲でのトラブル・シューティング」を目的としたコンタクトレンズ診療を
行って居りますが、全患者さんの5%以下しか受け持って居りません。
これを御理解下さい。
失礼なコンタクトレンズ購入目的者は「なんで出来ないんだ。御高く留まるな」と
今朝も言っておりましたが、私が直接その人物に「物が欲しいのならば、
うちはあんたには合わない。適当にコンタクトを売ってくれる施設は山ほどある。
医院の窓口で喚くな。そもそも予約でごった返しているのを見て分からないか。
あんたの面倒はみている時間は無い。早々に他を当たれ。」ときっぱり申しました。
大変驚いて「分かりました。すいませんでした。」と謝罪して退散しました。
嬉しかったのはその後、診察患者さん達から「先生は相変わらずはっきり物を
言われるが、私も胸がすっとした。ゴリ押しに屈しないのは、良い事です。」と
沢山おほめの言葉を頂戴した事です。
私としては、この様な患者さんからの賛辞を時々頂く事が嬉しくて毎日きちんと
外来を行っているのです。コンタクトレンズ処方をしないのではありません。
物品販売のみを目的にした、とても患者と言えない消費者が、我が医院の環境、
もっと言うと‘院内の雰囲気’を害する事が許せないのです。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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