小児の視力測定
先日の反響と共に、お話ししておいた方が良い事が在りました。「小児の視力測定」です。
修学前後で視力矯正を行いますが、あまりに勘弁です。
実際きちんと「屈折検査」や「曲率半径測定」、更には「立体視・融像・眼位測定」等を
行いますと隠れた「本当のその子の実情」が判明する事が多々あります。
例えば
・いつも片方の腕で肘をついてTVを見ているのか。
・何故か集中して物事に取り組むと直ぐに飽きてしまうのか。
・子供なのに「肩が凝る、腰が痛い、頭痛がする」等を訴えるのか。
・日によって見え方が違う。
・作ったメガネが直ぐに合わなくなる。
・虫歯や歯の噛み合わせが良いのに、顎が痛い。その時に見ずらくなる。
・口呼吸をするので、止めさせると目を細めて見ようとする。
・特に嫌な事が無いのに見え方が悪くなると、気分が悪くなり保健室で寝かせて貰う。
・気が付くと何時も打てていたボールを打てなくて空振りが多くなった。
・これまで問題無く取れていたファールボールの落下地点が分からなくなっている。
・テニスをしていたりゴルフをしていて、距離感が掴めなくなっている。
・時々急に目が痛くなる。
・近くを見た時に、視野の中央が浮き上がって見える。
等々、枚挙にいとまが在りませんが、意外と眼科系環境が原因である事が在ります。
ご家族にこの様な事、また記載が無くて初めて気になり出した症状が
ございましたらご相談下さい。
当院では判断が困難な場合は、それぞれの状況を考慮し専門医にご紹介して居ります。
また、眼科領域と思われている症状が「耳鼻咽喉科・整形外科・脳神経外科や
神経内科」の専門領域である事も多いのです。
特に女の子は「婦人科領域」の内容も多いのです。物事は決め付けが宜しくありません。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
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