事前対策!!
本年は寒波により「花粉症」発症がやや遅れていますが、それでも「事前対策」に
来院される患者さんが増えています。
やはり2月上旬から例年「スギ花粉症」を発症する患者さんはこの時期には
内服等の対策を奨励しています。昨年・一昨年から当院に通院されている患者さん達は、
「事前対策(予防治療)」の効果を実感されており、予約診察をされています。
また小児は御遠慮する場合が多いですが「アレルゲン検査」の希望も多いです。
多くの「スギ・ヒノキ花粉症」患者さんは、他に「ハウスダスト・ダニ・カビ」等の
アレルギー体質である事が多く、落胆される事も多いです。しかし元々アトピー体質の
患者さんは、アレルゲンが特定されているだけでも対策を講じる事が出来る訳です。
つまり多くの患者さんは「アレルギー反応」は有っても「アレルゲン陽性」反応が
何ら見られない事が多いのです。この事実は意外と知られていません。多くの患者さんは
「以前他の医院で採血し、アレルゲン検査をしたが、全て陰性だった。採血等
意味が無い。」と仰いますが、きっちり「アレルギー症状」発症して当院受診に
至って居られます。つまり「未知のアレルギー反応・アレルゲン摘発不能等」の
アレルギー体質患者が如何に多いのかを象徴しているのです。今後アレルゲンの
特定が開発されれば、「アレルゲン陽性」反定率の上昇は確実でしょう。
油断は出来ないのです。
アレルギー体質は、私を含めて「完治しない」ですが、「予防は可能」です。
「どうせ治らないから」と放置するより、高齢化した時の事も考えて、「適切な予防薬」の
発見と継続予防をお勧めします。
緑内障・白内障・黄斑変性症から風邪・花粉症・ぜんそくまで、兵庫県川西市の眼科・アレルギー科藤原医院へ!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。