花粉症

 

 先日のブログへの反応は意外と多いです。相談が多く、予約で埋まり出しています。多くの患者さんは、常々「気にはしていたがどうしたらよいか、解らなかった」様です。さて、以外にも「春の花粉症対策希望患者さんが既に受診され出しています。

 

 年々「花粉症への予防治療」の来院者は増えて来ていますが、未だ極寒状態の今現在、やはり多くの患者さんは「毎年の事だから軽い状態を維持したいから、早めの対策を始めていたい」と御考えに成って来られたのでしょう。実際多くの患者さんに対し私は「実際は2月上旬以降で構いませんが、毎年の症状出現時期に合わせて内服は始めて下さい。」と軽めの内服を処方しています。症状の増悪に対し、多くの薬剤を控えておけるという有利さを患者さん自身が握っておける、言わば「花粉症の主導権を患者自らが握れる可能性の追求」を訴えています。こういった「転ばぬ先の杖」または「日々の備え」の考え方が医療費軽減薬剤の使用量軽減重症化予防等に寄与しますし、してきました。

 

 先日のヒトタチには、馬の耳に念仏でしょう。極限まで放置し自分の都合(多くは春休みに遊びに行く、旅行するから2日で治せ、等といった無茶をのたまいます)で受診しますが、強力な薬剤を大量に処方せずには軽減(治癒は不可能です)出来ません。しかし毎年懲りないのでしょう。本年も悲喜交々でしょう。成るべくは平穏に多くの患者さんと軽めの嵐の経過を望めたら有難いなと考えています。ちなみに今年の私の花粉症対策は、左来週からの予定です。内服は今週主治医に頂きました。

 

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