涙液減少症判定器械
最近の傾向は二つありますが、「涙液減少症の判定器械:DR-1」と
「β溶連菌感染性咽頭炎・扁桃炎炎とノロウイルス等」です。
本日は「涙液減少症判定器械」について記述します。
元々京都府立医科大学の眼科チームが開発に尽力されたと聞いて居ます。
コーワ社製「DR-1」と言います。角膜表面の涙の層を撮影し、ドライアイの程度の診断に
使用する器械です。15年近く前に私も導入しましたが、プリンターが使えなくなり、
ここ数年誇りを被っていた物です。移転に伴い、「ドライアイの具体的判定に役立てよう」と考え、
コーワ社に依頼し、互換性のあるプリンターを再導入して、最近蘇りました。
元々診察に使用しても、医療費請求が出来ないので、趣味の領域野物だったのです。
元々器械マニアの私は大事に残していて、基盤が潰れていなかったので復活した様です。
実際他にも手にしたい器械は眼科・耳鼻科・他科の物でもいっぱいあります。
100台ほど販売したそうですが、生産中止になってしまったのは気の毒です。
角膜のキズの治り具合等も判定出来て大変有効な器械でしたが、「医療点数請求不可能」と
言う事でマニアの持ち物に甘んじたのでしょう。
実際最近TV放映後「涙液減少症」「ドライアイ」の判定と治療について来院される
患者さんに対して、具体的に患者さんにカラープリントされた自分の涙液層の状態が
一目でわかると言う事と、プリント用紙の四隅に「ドライアイのグレード」を1から4度を
印刷できるので、自己判定も出来るのがメリットです。今後も綿糸法やBUT(涙液層の
破壊までの時間計測)の補助手段として積極的に使用して行こうと思います。
やはり「ビジュアルは即効、果絶大」です。
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