乾燥眼
今年の寒さは眼科的にも堪ええています。「乾燥眼」が大変です。
角膜上皮障害を伴う症例が頻発しています。
従来PC業務・オフィス内での空調等にさらされている患者さんの
「季節性乾燥性角結膜障害」がこの時期から増えて来るのですが、今年は
「中学生位から」の「季節性乾燥性角結膜障害」が目立ちます。トラック競技や
屋外活動が多い運動選手等は予想通りですが、最近は所謂「帰宅組(特に
クラブ活動やアルバイト等を行わず、学校終了後自宅に直接帰宅する学生達の
事を指す)」にも、明らかな「角膜上皮障害(角膜びらん・角膜潰瘍等)」を
生じている学生さんが目立ちます。彼らは必ずしも「形態電話・スマートフォン」に
翻弄される「携帯端末のVDT障害」には当たらないのです。
しかし何故か、夏場も「眼が痒い、霞む、時々痛む等」の訴えをします。
まだまだ検証はしないといけませんが、何か特徴が有るのかもしれません。
私は「疲労・心因性障害・免疫障害」をライフワークとしていますので、今後も
統計・経過観察をしようと思っています。
ちなみに治療はごく単純かつ一般的手法で改善します。
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